論文査読プロセス
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年間 4 回開催される本研究会の当日より 11 週間から 12 週間前に本論文誌論文投稿の申し込みがなされる. 編集委員会は申し込みがなされた論文の情報
- 投稿予定論文の新規性
- 有効性の説明文
- キーワード
- 主要参考文献
に基づいて,編集委員の中から担当編集委員を選定する.各担当編集委員は,自分の担当する論文に対する 2 名もしくは 3 名の査読者を選定し内諾を取る. 担当編集委員自身が査読者となることもできる.なお,最終的にその論文が採録された場合,情報処理学会論文誌「数理モデル化と応用」にて,担当編集委員の名前が公表される.
- 投稿者は,本研究会の当日より 5 週間前までに,PDF 形式の投稿論文を TOM編集委員会,および担当編集委員に電子メールで送信する. 投稿者は,これに加えて研究会予稿原稿を情報処理学会事務局からの指示に従って送付する. この研究会予稿原稿は投稿論文の Extended Abstract に相当するものではあるが,投稿論文の査読には何ら影響を与えない. 論文投稿の申し込みをしたが,研究会の当日より 5 週間前までに投稿論文を送信してこない場合には,不採録とする.
- 担当編集委員は投稿原稿を受け取った直後に,内諾を得ている査読者に正式な依頼状と共に投稿原稿を電子メールで送信する.
- 査読者は投稿原稿を受け取った日を含めて 4 週間以内 ( 研究会当日の 1 週間前まで ) に査読を行い,電子メールにて担当編集委員に査読結果を送信する. 査読結果報告の〆切日はいかなる理由があろうとも延期しない.
- 査読者が採録の判定を行った場合,その査読は終了する. 研究会終了後,担当編集委員は当該論文の最終判定結果をその査読者に通知する.
- 査読者が条件付採録の判定を行った場合,研究会当日に開催される判定会議で,その条件を著者が認めた場合には,当該条件を満たすように著者が投稿原稿を修正しなければならない. 著者が条件を認めない場合は,投稿原稿は不採録となる. 最終原稿が採録条件を満たしているかどうかの確認は,査読者自身が行うこともできるし, 査読者がその確認を編集委員会に委ねることもできる. 前者の場合は,研究会終了後 3 週間以内に著者は修正した投稿原稿を担当編集委員に電子メールで送信し,その修正原稿は条件付採録の判定を行った査読者に送られ,査読者は修正原稿を受け取った日を含めて 3 週間以内に自分の与えた条件が満たされているかどうかの確認を行い,その結果を担当編集委員に通知する.後者の場合,査読結果を担当編集委員に送信した時点でその査読は終了し,修正原稿が与えられた条件を満たすかどうかの確認が行われた後,担当編集委員は当該論文の最終判定結果をその査読者に通知する.
- 判定会議が不採録の判定を行った場合,その査読は終了する.研究会終了後,担当編集委員は当該論文の最終判定結果をその査読者に通知する.
- 査読者の間で採録 / 不採録の判定が割れた場合には,担当編集委員および編集委員長が最終判定を行う.この判定に対し,査読者が異義を唱えた場合のみ,編集委員全員で協議し,判定を行う.判定に対する著者からの異義は受け付けない.
注意事項
- 上記は編集委員,査読者向けの指針であり,場合により異なるプロセスとなることがある
- 12月開催研究会の連動投稿論文については、年末年始を挟むため研究会終了後4週間以内に修正原稿等を送付することとする。